大変なことになっています。新型コロナウィルスは勿論怖いですが、もっと怖いのはネット社会やマスコミのあおりによって、私たちの心理が異常に乱されている事です。そしてこんなピンチを自分達の都合の良いようにチャンスに持っていこうとしている人達がいるという事です。震災・原発問題などの時の対応と同じで、今回のウィルス拡大を招いだ事が、さも法律が整っていないからだと言わんばかりに「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の改正をし、最長2年の「緊急事態宣言」を出そうとしています。そしてそれは国家緊急権(緊急事態条項)を創設することへと繋がっていきます。
ウイキペディアで調べてみると国家緊急権とは、戦争や災害など国家の平和と独立を脅かす緊急事態に際して、政府が平常の統治秩序では対応できないと判断した際に、憲法秩序を一時停止し、一部の機関に大幅な権限を与えたり、人権保護規定を停止するなどの非常措置をとることによって秩序の回復を図る権限のことをいう。
……立憲主義国家の下では、その体制を一時停止して一定の権力集中をともなうのを通例とする。国家緊急権は抵抗権と同じく立憲主義の擁護を目的に唱えられるものであるが、抵抗権が国家権力による立憲主義への攻撃に対する国民の権利であるのに対し、国家緊急権は立憲主義の防御のために国家権力側が発動する権利であり対照的な構造をなす。
今の「アベ何でも有り政権」に緊急事態を判断されたら…私は絶対に嫌です!