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ご報告です

作品展のお礼  【菊千代手作り作品展】

7月19・20日、無事に終了いたしました、お越しいただきましたお客様、刺し子やバック、またマフラーなどお買い求めいただきましたお客様、本当にありがとうございました。着物の老舗紙『七緒』の取材などてんやわんやの忙しさの中、笑顔で応対してくださった吉祥寺《小春家》さんの松谷さんにも心より感謝申し上げます。懲りずにまた開催させていただきますので、御覚悟の上よろしくお願い申し上げます。

ダイエット成功のご報告

昨年の11月より始めた、【6時以降炭水化物摂らないダイエット】が功を奏し、6キロ体重落としました。身幅の合わなくなった着物もすぐにしびれていた正座の難も解決、三重に巻いても余る帯~♪とまではいきませんが、楽しい毎日です。食べたいものは明日食べるという前向きダイエット、是非お勧めします。ただ久しぶりにお会いする方は病気ではないのでご安心ください。

「岐阜・塀の中の落語会」開催決定!

3年前より篤志面接委員として通わせていただいている岐阜刑務所では落語教室を開催しています。生徒さんには小咄や落語を覚えていただき、教室で発表をしてもらったりしています。教室内の生徒同士の発表だけでなく、ぜひ大勢の皆様に観ていただきたいという私の願いを、授業を見学してくださった所長がご理解くださり、12月にとうとう発表会をさせていただくことになりました。矯正指導授業として他の施設の矯正関係の先生方にお越しいただき、彼らの落語を楽しんでもらうという、矯正指導歴史上初めての試みです。

初めはいつもの教室でということだったのが、入りきらないので大きな部屋で、講堂で…とだんだん大ごとになっていくので私もドキドキしていますが。落語を通して彼らが違った世界を学びつつあるのは確かなこと。我ながらすごいことをしているなあと感無量の心地です。

八月五日 広島でもコリア・日本二次元落語を!

8月23日からの訪朝に備えて、菊千代応援落語会を浦和で開いていただき、久しぶりに朝鮮語と日本語を一行ずつ語る二次元落語をいたしました。続いて七月の門天百夜噺の会でもお客様を冷や冷やさせながら口演!そして!せっかくなので、今年の広島平和フォーラムの「話芸で学ぶ平和と核」でもさせていただくことにしました。民間交流の大切さ、落語、話芸の可能性を少しでも多くの方々に知って戴くために機会あるごとに聴いていただきます。

菊千代第五回目の訪朝、今あの国が、また南北関係がどういう風に変わっているのか、そして日朝、日韓の関係がどう変わっていけばいいのか。自分の目で見てまいります。そして、訪朝報告をさせていただくことも決まっています。9月26日、地元江東区ですが、ご興味のある方はぜひお越しくださいませ。

ニュース! 二木会でバンド結成!

私が所属している異業種交流会、「二木会」は創立31年を迎えた老舗のビジネス交流会です。そしてその30年周年記念のパーティでアコースティックとエレキ、ボーカルで4曲披露させてもらった三人が声掛けして、なんと九人の大所帯バンドを結成しました。ギター&ボーカルのバンマス小林さんの指揮のもと、、エレキ、ベース、ドラム(もちろん菊千代です)、フルート、キーボード、ボーカル3人。バンド名は【モクモクタイムス】(全員煙草は嫌いですが「二木」でモクモクです)。

9月19日には二木会芸術祭として、銀座ライブでおなじみの四谷三丁目【風街ろまん】を貸し切り、ライブを開催します。ただいま猛特訓中。音楽ってすごいですね。今までビジネス交流として顔を合わせていただけだったのが、あれよあれよと意気投合、どんどん形になっていく喜び、早く他の会員さんたちに見せたくて、聴かせたくてワクワクしています。  

選挙が終わって思うこと

●今回の選挙はおしどりマコさんの応援千秋楽に一度お邪魔しただけで、ほとんど誰のお役にも立てませんでした、申し訳ありません。
皆さんは、投票した方は当選しましたか?残念ながらマコさんを国会に送ることはできませんでしたが、未来ある議員候補として新たなファンを作るきっかけになったのではないかと思います。悔しい気持ちを乗り越えて次への闘志を燃やしてくれているマコさんに敬意とエールを送ります。原発のみならず、沖縄基地問題、日本中の不公平な仕打ちを受けている方々の思いを、知って変えていくことが大事と訴えるマコさん。芸人9条の仲間としても今まで以上に一緒にやっていきたいと思います。

●今回は特に、政党名を書くときに悩みました。選挙の時だけ「野党」という政党名を作ってほしいと思いました。そうすれば、反自民のふりしている怪しい政党は名乗れませんからね。

●それにしても、またしてもマスコミにはがっかりです。特にワイドショー関係、いわゆる同じ世界の人間たちが寄ってたかって明日は我が身の話を、さも日本の一大事のように扱っている番組など。いえ、ニュース番組も同じくです。選挙前、選挙中は政治の話より、ジャニーさんを追悼するメッセージばかり。選挙後は当落結果もそこそこに、今度は吉本騒動です。申し訳ないですが、興味の無い人間にとっては、会社のことは会社で解決してほしい、その業界の中では大先輩かもしれませんが、タレントが偉そうなコメントをしているのを見ると、いったいあなた何様なのとも言いたくなってしまいます。(生意気なのは私も一緒ですね、お許し下さい。)

●音楽もお笑いも、お芝居も古典芸能も娯楽です。人に、お客様に喜んでいただく、感動していただくお仕事です。その客様がまず幸せに生きていけてこそ成り立つお仕事だと私は思っています。そしてマスコミのお仕事は、私たちが一番興味を持たなくてはいけない事、一番正さなくちゃいけない政治の世界、私たちの生活にかかわることを報道する、水面下に隠されていることをしっかり知らせていくことだと思います。しっかりと取材しようとする記者に対してバッシングを平気でするような政権の、本当の姿をどんどん報道すべきではないのですか?

●吉本と言えば安倍さんも出演したり、公邸に芸人を呼んだりするほど仲良しさんのところですからね、どうせなら、そっちの癒着の方を公表していただきたいもんです。

●沖縄のこと、原発のこと、汚染土再利用のこと、武器購入のこと、もっと報じなければならないことがいっぱいあるはずです。

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ナチスがコムニスト(共産主義)を
弾圧した時 私は不安に駆られた。
が、自分はコムニストではなかったから何の行動も起こさなかった。
その次、ナチスはソシアリスト(社会主義者)を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、自分はソシアリストでないので何の抗議もしなかった。
それからナチスは学生、新聞、ユダヤ人と、順次弾圧の輪を広げていき、そのたびに私の不安は増大した。が、それでも私は行動に出なかった。
ある日ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。
だから行動に立ち上がった。
が、その時はすべてが、あまりにも遅すぎた。
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●ドイツの福音主義教会の牧師で反ナチ運動家のマルチン・ニーメラーの「彼らが最初共産主義者を攻撃した時」という詩です。私たちは今、どのあたりなのでしょうか。

●安倍さんの街頭演説にヤジを飛ばした人がSPに捕まえられてその場から出されたそうです。私が憲法集会の日の街頭演説でさんざん右の翼の方々にスピーカーでやじられても誰も何もしてくれないのに。安倍さんに帰れ!という自由は認められないようです。

●議員会館に入る時に9のマークのついたかばんを持っているとストップをかけられるようになったのは二、三年前からです。なぜかと聞いたら、9は政治性があるからだそうです。今私たちは憲法に認められた権利の上で生きているはずなのに、しかも、ただ9という数字が書いてあるだけなのに。

●急がないと、みんな慣らされてしまって、生活に追われて、あきらめてしまって、挙句の果てに憲法をアベ政権のいいように変えられてしまってからでは、「あまりには遅すぎた」になってしまうのです。

手話言語条例と菊千代の決意

いま全国で、手話を日本語の言語として認め、そして手話を普及し理解の促進を促す『手話言語条例』が公布、施行されています。
東京都は遅れてはいますが、荒川区、江戸川区、そして昨年暮れに豊島区でも条例が成立、今年4月1日より施行されることになりました。私はこれを機会に、今までのように聴こえない人に落語を楽しんでいただくためのものではなく、一般の方々に広く手話を知っていただき興味を持っていただく、あくまでも楽しみながら少しでも手話を学んでいただくためのものとして「手話と一緒に楽しむ落語」を寄席でかけさせていただきたいと思い立ち、今年初めに寄席お席亭へのお願いとして企画書を作りました。

筋道として落語協会事務局長へ企画書を出しましたが、未だ事が進まないことに歯がゆさを感じます。寄席にお越しいただくお客様に少しでも手話を理解していただくことができたら、手話を学ぼうというきっかけになってくれたら、手話を使って会話している方々への理解が増えたら、と思うのですが、わかっていただけないのか、単に動いていただいていないのかとても残念な思いです。
先日バス旅行に参加しました。時々案内が来る6000円弱で1日バス旅ができるもの、観光の合間に立ち寄るお土産屋さんや、ワイナリー、○○工場見学などでのお買い物で売り上げにして採算を取っているのでしょう。とてもリーズナブルで、場所によってはすごく得した気分、気分転換になるのでたまに参加します。先日も信州の旅に参加したら、上田城が桜満開で素晴らしく、またキノコ栽培場のレストランでの食事やキノコの販売も生で食べられるエノキなど珍しいものが安く買えてとても良かったです。そんな安い企画なので添乗員は旅行会社の営業マン、バス二台兼務で下車地ごとに乗り換えて説明するという忙しさです。下手に期待しないので、少々ぞんざいな口の利き方も態度も腹が立ちません。根多が見つけられたらラッキーと私はいつもワクワクしながら乗っています。
その信州の旅の時、最初のトイレ休憩で集合時間に遅れたお客様が二人いました。先に戻っていらした女性に添乗員がお連れさんは?と強い調子で聞くと「トイレ」と答えました。その声の調子で何となく聞こえない人では?と注意して見ていると戻って来た友人と手話で話していました。
次の下車地で添乗員に「余計なことかもしれませんが、さっき遅れた二人は聞こえない人みたいだから集合時間がわからなかったのでは?」と聞くと「ああ、わかってますよ、大丈夫」と迷惑そうな返事。それでお二人に拙い手話でお手伝いしますか?と聞くと、やはり説明が聞こえていないので集合時間もわからないとの事。メモ一枚渡してあげれば済むことなのに…。そのあと、下車のたびに私が手話で時間などを連絡しているのを見ても、他のお客さまも添乗員も無反応、逆に外国人でも見るような態度でした。ただ、それは皆が無関心だったのではなく手話を知らない、障害に対して意識がないからだけのこと。是非もっと想像を、理解をしていただきたいと痛感いたしました。

今日本中で手話を日本の言語として認めようという条例が制定されているこの時こそ、寄席で手話を使った落語をやらせてもらいたいのです。手話は外国語ではないのです。日本語です!ご理解を深めるために寄席のお席亭や落語協会に理解していただくよう、これからも頑張ります‼

作品展のお知らせ

昨年11月に囲む会とともに開催いたしました【菊千代手作り作品展】ご要望に応えて(?)7月に2回目を企画中です。場所は前回同様吉祥寺《小春家》さん。素敵な着物がいっぱいある中の貴重なスペースをお借りして、刺し子、手織りマフラー、手編みショール、特製熊手など縁起物、羊毛やレジンのアクセサリー、インコグッズ色々です。詳細はまたお知らせ致します。

門天ホール菊千代百夜噺 第24夜

第24回目の百夜噺は、お正月らしく、寄席の雰囲気をお楽しみいただきます。菊千代は「崇徳院」を1席。

ゲストは寄席のプログラムにはなくてはならない紙切り芸、若手ホープの林家楽一さんをお迎えします。
注文すればなんでも切ってもらえる紙切り芸、ぜひ楽しいリクエストをお考え下さい。ただし困らせようなんてことはしないでくださいね。そして、毎回前座さんとして高座を務めてくれた金原亭駒六さんが二つ目昇が決まりましたので、前祝いとして披露高座を、おとうと弟子菊之丞のところの前座まめ菊の後に勤めてもらいます。ご予約お早めに! お待ちしております。
駒六さんへのお気持ちは、当日お祝い箱で承ります。